箱根湯本にある平賀敬美術館。駅から徒歩10分ていど。
とにかくこの美術館は、もてなされます。とことんもてなされます。
そして今のうちに必ず行っておくべき理由は5つあります。
■ポイント1:平賀敬の奥さんである平賀幸さんがお出迎え。
記帳をしたら、いきなり居間にとおされ、おまんじゅうとお茶が出される。え?え?
しばし平賀敬のNHK特集を見させられる。平賀敬は花見なんてくだらないけど楽しいとか、庶民に近い感覚で絵を描いているみたい。
あと、池袋時代のボロアパートのらくがきがなんだかよく描けていて、それを安い絵の具でキャンバスに描いた。そしたら入賞した。とか、親近感がある。
この人好きかも。
あと作品にある手はモデルではなく浮世絵を参考に描いているそうで。モデルは繊細なポーズができないからだそうで。
NHK特集を見終わる。あれ、管理人さんいなくなっているけど。。。どうすればいいの?不安になるけど気にしない。
■ポイント2:平賀敬の作品を間近で見られる
廊下には平賀敬の作品がびっちり展示されている。こんな感じ↓
廊下の奥にある倉に行く。。。途中のアレにびっくりするけど、アレは行ってからのお楽しみということで。。。
倉にでかい作品がいくつか。。。なんというか、、、よいですね。
■ポイント3:平賀敬の家族が案内してくれる
奥さんの幸さんもそうなんですが、この美術館は平賀敬のご家族が管理しております。
平賀敬の息子が運良く帰郷していたようで、息子さんから作品を解説してもらった。(正確には解説してもらっている他のお客さんに混じって聞いていました。)
出展に間に合わないときは、作品制作をよく手伝っていたそうです。自分自身のサインをこっそり絵の中に入れたりして。。。
■ポイント4:温泉に入ることができる
お風呂を案内される。
源泉を直にひいているそうだ。お肌がつるつるになるらしい。腰痛も治るらしい。今度来たら入ろうと思いました。
■ポイント5:幸さんにとにかく元気をもらえる
画集をこっそり販売していたので、買う。今はネットでもなかなか手に入らないのでラッキーでした。
そしたら、幸さんから「一」って書いてあるはちまきももらった。えいっ!て念を入れて書いたらしい。あと、ポストカードももらった。
絵をやっているって言ったら一番になれって激励された。こんな初対面の人に対して、こんなにも良くしてもらい、まったく親切だ。幸さんは。
かなり元気をもらいました。
世の中には「この人に会うとなんだかハッピーになるなぁ」っていうステキ人がたまにおりますが、平賀幸さんはまさにその中の一人だと思います。
僕はとにかくこの美術館がこのままずっとずっと続いてほしいと願っています。
誰でもこころよく受け入れて、我が子のように接してくれる幸さんがとってもステキです。ほんとにずっと続いてほしい。。。
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