ProcessingでAsciiVideoが動かせるようになるまで

Processingとは簡単な言語(癖のないという意味)でグラフィック(それはインタラクティブでもOKだし、リアルタイムでもOK)を生成できるツールです。コードを使ってすぐにスケッチできる手軽さがあります。とくにジェネラティブ・アートを創作するときに用いられることが多いようです。Arduinoのような外部システムと連携することもできればOpenCVのライブラリーを組み込んで、あれやこれやムフフなこともできます。またProcessimgで使われるコードは非常にわかりやすく汎用性があり、JavascriptやSwift、Unity(c#)への変換も容易に行われます。

無駄な前置きはこの辺に捨て、今回はVideoライブラリのサンプルコード「AsciiVideo」を動かすまでをやってみました。


「AsciiVideo」はこんな感じです。わかりにくいですが、OとかEとかZとかが使われています。インカメラで撮影された映像をリアルタイムにAscii文字に変換して表示しています。

環境

Processing3
mac

手順

1.Processingをダウンロードしてインストール

2.Processingを起動

3.videoライブラリを組み込む
3−1.Sketchメニュー > ライブラリーをインポート > ライブラリーを追加
   「video」と検索して、Installボタンでインストール

4.Processing/libraries/video/examples/Capture/AsciiVideo/AsciiVideo.pde を読み込んで実行

※他のサイトで、githubとかからライブラリのソースを落としてきてlibrariesフォルダに入れる方法が書かれていることが多いが、これは古いタイプの人間がすることのようです。
※あと、再起動が必要と書かれていることもありますが、Processing3からは再起動しなくても読み込んでくれるようです。